どうしよう
全然まったく、仕事が手につかない。
金曜は、地震の後まったく仕事にならず、夕方には帰ることになって自宅まで歩いた。iphoneにしておいて、本当によかった。地図を確認しつつ、ツイッターで情報確認しつつ、3時間ぐらいかけてゆっくり歩く。こんなにたくさんの人が歩いている東京を、見たことがない。長い時間歩くことが苦にならない性質でよかった。パンプス履いてなくて、よかった。新宿で、母親が働く百貨店に寄り道してみるも、シャッターが閉まっているみたいだったので引き返す。歩いてるのに寒くて手がかじかむので、ドラッグストアでカイロとチョコレートを買う。店員さんがみんなイケメガネで、あれ、これは幻だろうかとしばし周りを見渡す。青梅街道はひどい渋滞で、バスは見えるものの、一向に動く気配がないので歩くことにする。途中の自転車屋さんがやたら混雑している。そしてグーグルマップの指し示す裏道がマニアックすぎる。とか思ってるうちに、無事に家に到着!
自宅はTVが倒れていたぐらいで、被害ゼロ。ガスが止まっていたので、開栓方法をぐぐって開けて、すぐさま風呂に水をためはじめたら・・・赤い!慌てて水を買い出しに出る。この段階で、コンビニに2Lの水ペットボトル最後の1本をゲット。おにぎりやパンは全滅。風呂入りたかった…と思いながらも、ニュース映像を食い入るように見てしまう。あまりにひどくて、見たくもないのに、やめられない。
土日月曜は、自宅待機。見たくないのに、ニュースばかり見てしまう。火曜水曜と、定時あがりで職場復帰しているけれど、明日以降はまた自宅待機になるかも…。家にいてもくよくよニュースばかり見てしまうので、仕事場にいる方がましな気もするけれど…。電博はもう自宅待機に突入してるとか。
そういえば、コンビニが忙しすぎるのと、停電やら電車のあれこれやらで、まだ震災以来、夫に会ってないんですよーって、会社で言ったらちょっと引かれた。あまりのまとめ買い攻撃で、店始まって以来の売上なんだとか。いやもう本当、落ち着こうよ。
『おやすみプンプン8』浅野いにお
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『話の終わり』リディア・デイヴィス
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岸本佐知子さん訳につられて。
出会ってつきあってふられて、という時間を何ひとつ欠かすことなく全部書こうとする話。でも、書けば書くほど現実がひらひらと逃げていくような感覚がまとわりついて、あーその感じ、わかる!と思う。
昔から私には、文字に書いて気持ちを整理するというクセがあって、恥ずかしくて読み返せねえよ!みたいな日記やらが時々ハードディスクの片隅から出てくる。(ロンドンでは「恥ずかしい日記朗読会」がブームらしいけれど、私も恥ずかしさでは負けてない自信がある…)
その言葉たちは、確かに私の言葉なのだけれど、たいがい、あれっと思う。
たぶん、永い時間がたってしまったために記憶がすてきに上書きされていたり、その後起こった出来事によって私の意識が変わってしまったり。一度起こったことは変わらないと思っているけれど、実はそんなもんあやふやですぐに正解なんてなくなってしまうのだよなあ。
時間が本当を曲げてしまうというのもあるけれど、書いているうちに、言いたいことが変わってしまうこともよくあることで。緻密に書こうとすればするほど、緻密さとは程遠くなってしまう、徒労感が、にじんで、ゆがんで。
ナカコー、フルカワミキ、田渕ひさ子の新バンドだと!?
http://natalie.mu/music/news/45642
青春ど真ん中すぎて不安でもあり、楽しみでもあり。
下北のメガネ屋(元バイト先)でひさ子さんに声をかけ、微妙な反応をさせてしまったことを思い出す…!
浦島太郎みたい
な気分になったのは、携帯を買い換えて、メールアドレスの変更をお知らせしたら戻ってきた、ご無沙汰しすぎな方々からのメールを読んで。
うすぐらい教室でくだらないこと話してた、中高の友だちはたいていママになって。(そして、みんなが同じようにぐりぐり動くメールを送ってくる!ちょっと揃い過ぎでこわいよ!)
あとは、結婚したとか仕事を変わったとか、相変わらずとか。
久しぶりにメールをするだけで、何年前か、あなたに会った時のことや話したことや、身のこなしが、ふと、立ち上がってくるようで。
と、時間が巻き戻ったようになって、今度飲みにいこうーなんて無節操にいろいろ声がけ。社交辞令にしないように、もすこしマメにあれこれがんばります。
おめでとう!おめでとう!
10年来のお友達、兄さんとねんどの結婚パーティへ夫とともに赴く。100人ぐらいが集まる大々的なパーティ!しかも、女の子がみんなかわいい。そして、みんなすごく感じがよい。さらに、なんかこう会場が一体になってあったかーい感じ。歌とかバンドとか、プロフィールムーヴィーとか、お祝い号外(書籍広告の欄のコネタとか無駄にクオリティが高い!)とか、お楽しみもりだくさん。二人のほんわかした雰囲気が、しみじみ行きわたったすごく良いパーティだった。
10年前、早稲田のシャノアールでビッグパフェを食った時には、こんな風に兄さんの結婚を祝う日が来るなんて思ってもみなかったよ。ああ、ほんと、おめでとう。