『世界を肯定する哲学』保坂和志

まだ読みきってないのだけれど、おもしろい。保坂さんは例示がうまい。ほうほうと電車の中で頷きながら読み進め中。なぜ保坂作品を読むと一緒に考えているような気持ちになるのか、やっとわかったような気分がした。そしてその気分が保坂さんの策略によるものだということも。いやー保坂さんすげえ。さりげなく猫ネタをちりばめているところに情念を感じる。にゃあ。