『ブランドの達人』

会社に置いてあったのでふと読んでみたら、これがおもしろい。たとえば、「ananな人」というくくりで、そのブランドに好感をもっている人が他に選ぶブランドはいったいどういうものか、という人物像をわかりやすく説明している。これって、広告に起用するタレント選びでつまった時にいいわ!と感動。しかしめったにタレント広告が実現しない不動産広告をやっているわけで、あんまり実用度は高くないか…しかし、いろんなブランドが有機的に像を結んでいくさまはぱらぱら見ているだけで楽しい。しかし自分がどのゾーンに分類されるのか、となると結構遊動性が高くて決めきれない。マーケティングの本としても使えるし、これはかなりおもしろくてオススメ。そういえば、前に女性誌に特化してこういう企画してる雑誌があったなあ。あれ、今思うと買っとくべきだった…