今日

この間見た、行定監督の「きょうのできごと」の中にあった、「いったい何時からきょうなのだろうね」という問い。1日はいったい何処でリセットされているんだろう。それとも、今日なんて単なるラベルのひとつにしか過ぎなくて、たいした意味なんてないんだろうか。冷たい朝方に、くうくうとやわらかな寝息をたてる人を眺めながら、あたたかい布団の中で考えたこと。
映画の中では「12時すぎたら明日なんだ」という、それだけの答しか与えてくれなくて、それはちょっとずるいと思った。