林芙美子のちボーリング

だんだんと寒さもゆるんできたので、週末はちゃんと外出する。と心に決めた。といっても、うだうだと惰眠をむさぼって、家を出るのは昼すぎ。
今日は、林芙美子記念館に行こう、と決めて家を出る。dと東中野で落ち合って、まず大盛軒で腹ごしらえ。名物の鉄板焼き、とかく量が多い。隣の男子高校生はもりもり丼めしを食べているけれど、小ライスでいっぱいいっぱい。昔はあれっくらい食べられたのにな、と少し悔しい気もする。たくさん食べるというストレス解消方法が実行できないのって、人生の損の一つのように思ってしまう。別に損でもないんだけど。
おなかがいっぱいになったところで、東中野ぎんざ通りをぶらぶら北上。目指すは中井の林芙美子記念館。昔、東中野に住んでいた頃から、いつか行こう、行こうと思っているうちに引っ越してしまった。坂の入り口からちょっと入ったところにある、立派なお家。生前林芙美子が自分の考えで計画をたて、作り上げた彼女のお城なのだ。庭に面した2つの棟から成る家は、なんだかとても居心地がよさそう。客間は簡素に、水まわりは十二分にお金をかけて、という林芙美子の哲学が、そのゆえんななのかもしれないけれど、空間が広すぎず、狭すぎず、落ち着く。こんな家に暮らしたら心地良いだろうな、と思わず感じてしまう。その昔はバラ園だったという裏の山に登ってみると、中井の町がよく見えて(といっても住宅街だけれど)ますますいいあんばい。素敵建物に気をよくして、次は中野へ。
今日のメインイベント・ボーリングへと向かう。何年ぶりなのか、覚えていないくらい久しぶりのボーリング。でも投げてるうちに結構アツくなってしまう。1ゲームだけのはずが、結局調子に乗って2ゲームしっかり投げてきた。ストライクもきっちりとって、気分よく終了。また思わず投げに行ってしまいそう・・・ハンデ50もらってのdとの賭けは、私の勝ち!といっても、ハンデ50ってもらいすぎた気もする。