『沖で待つ』絲山秋子

沖で待つ

沖で待つ

さらさらら、と読みきってしまう。死んでしまった同期の男の子のPCを破壊しにいく女の子の話。同期、という概念が私にはない(同期はわずか数ヶ月であとかたもなくいなくなってしまった!ので)からなのか、なんとなくリアリティがない。でも、人生の後始末を頼むとしたら、いったい誰なんだろう。と、ぐるぐると頭の中リストを検索してしまった。ふむ、この課題はけっこう秀逸なのかも。