近ごろ読んだ本

今はアーヴィングの『ホテル・ニューハンプシャー』を読み始めたところ。評判のよい高橋源一郎の『13日間で「名文」を書けるようになる方法』も読むぞー。

ムーン・パレス (新潮文庫)

ムーン・パレス (新潮文庫)

食わず嫌いだったアメリカ文学だけれど、ジョンアーヴィングがおもしろくて、柴田さんつながりでこちらも。いろいろ起こってくるくるしているうちにしんみりしたり、うれしくなったり、かなしくなったり。


怪しい来客簿 (文春文庫)

怪しい来客簿 (文春文庫)

岸本佐知子さんがABCのブックフェアで紹介してて「富士山のdisりっぷりがすごい」というのに惹かれて買ったエッセイ集を、久しぶりに再読。去年はじめて読んだ作家さんの中でベスト3に入るぐらい好きです色川さん。(ほかは、尾辻克彦と…誰だろう)色川さんって、阿佐田哲也と同一人物だったのすら知らなかったよ…独特の言葉と感覚にくらくらしながらも一気に世界にもってく感じ。すごくいい。内田百輭田中小実昌をあわせてシャッフルしてくらくらした感じ。読んでいる時に、色川さんと一緒に世界にもぐっていく感じがする。そこが好き。


「体温を上げると健康になる」

「体温を上げると健康になる」

電車の広告を見て、どうなんだいと思っていた本を母親の家で発見。猫と遊びながら読む。体温が低いといろいろたいへんだと脅されてちょっと不安になった私の平熱は35.8°。37.5°超えてつらくて病院行くと「微熱ですねー」て言われて不思議に思っていたのだが、ふつうは平熱もっと高いんだな。へー。