「バーバー」コーエン兄弟

見た映画を記録していこうと思うと、何かしらの感想を書かなくてはいけないような気がする。ただおもしろかった、よかった、と書いても良いといえば良いけれど、どうも落ち着かない。私が貧乏性なんだろうか。いや、私は巨大なものよりもこまごましたものへの愛着が強い人間だというのは最近めっきり実感してはいるんだけど。ひとまずそれは置いておいて、何かしらの意見を書かなくてはいけないように思う、という話。日記を公開している以上は、というサービス精神なんだろうか。でもなんだか、スローモーションを多用した、広告っぽい映像の作り方がうんぬん、だとかそういう話をするのもちょっと違う気がする。これが、電車にゆられながらどうレビューを書こうかと思っていた時に、考えたこと。
あ、ひっきりなしにタバコを吸う主人公を見ていたら、それだけでタバコを吸った気持になれたという点で、この映画は特異だったな。