「綿矢りさのしくみ」

「りさたん本が出てるよーチェックしてみ」とメールで命をうけてたのを思い出して、今日本屋に行った時に探してみたらば…あれ、どこかで見た名前。吉本さんじゃん!ということで、ゆるーい知り合いが執筆してましたとさ。早稲田ムラは本当に狭い。思わずメールでも送ろうかという気になったけど、連絡先が見つからなかった。元気そうで何よりです。と、こんなところで挨拶。つーかせっかくブログなのでトラックバックしてみよう。と思ったら使い方がよくわからん。これでいいの?
内容としては、文芸専修出身者には耳が痛い、りさたん世代の早稲田文学少女/少年をめぐるインタビュー、『蹴りたい背中』徹底批評、『もてない男』の小谷氏によるにな川考といったところ。まだすべて読みきっていないけれど、吉本さんの「りさたんは実は読書家説」にはうーん、という感想。私としては、それなりに本は読んでるのだろうけど、活字中毒の域ではないんだろうなあという読みをしているので。そうじゃなかったら「太宰・三島が好き」なんて能天気な発言はしないでしょう。ああ、でもそこも、りさたんの普通演出術にはまってるだけなのか?私の周囲でずっとなされている、果たしてりさたんはどこまで自己演出しているのか、という一大命題はいまだ謎のままだからなあ…一体どこまで作ってるんだろう。絶対「non-no」派だと思っていたりさたんが実は「Olieve」少女だった、という衝撃の事実が発覚したのがとりあえずの収穫。でも、りさたんはDo!familyじゃなくてOlieve des Olieveを着てると思う。その微妙なダサさ加減こそがりさたんだと思う。よくわからないまま力説。