「ショートカット」柴崎友香

やっぱり、柴崎が書く男の子は格好良い。イメージとしては、くるり岸田。そう、私の中ではくるり岸田なのだ。柴崎男子は。それは関西弁をしゃべってるから、という理由ももちろんあるのだけれど、そういうフツウの男の子っぽさを、そのまま言葉にできてるんだよな。あーあーいるいる、こういう男の子!と嬉しくなってしまう。それは、柴崎さんと私の男の好みが似てるからなのか、友達の雰囲気が近いからなのか、わからないけれど。でも、たぶん柴崎さんと男子の話をしたら盛り上がれると思う。男、ではなく、男子ね。ここ案外重要。あれ、極私的感想すぎるなあ。