スーパーカー解散

ああ、とうとうか・・・という気分もあるけれど、めっちゃ悲しい。(めっちゃ、というのは福井弁なのか否か)。私がスーパーカーを聴き始めたのは高校生ぐらいの頃で、それはもう擦り切れるぐらい「スリーアウトチェンジ」を聞いて泣いたり笑ったり、近くにミキちゃんかわいー!ナカコーの声にめろめろよね!なんて言いあえる人がいない田舎っぷりを心から悔やんだりした、青春の一枚なわけで。冗談ではなく、音楽やら映画やら文学の話ができる人が皆無であるというのが私が東京に出てくる(つまりは受験勉強の)原動力になっていたように思う。人間へんなところに原動力はあるものだなあ。当時はミキちゃんに憬れてメイクを真似したり、格好を真似したりしてたなあ。若かったなあ。id:harcoとはじめて会った時にスパカの話で盛り上がったりしたなあ。懐かしい。そんな懐かしいバンドが解散してしまうというのは、ひとつの時代の終わりみたいな寂寞感を運んでくる。しかし、界隈のブログでみんながスパカ解散を悼んでいるのは同時代人としての連帯感をかもしだしていてちょっと心強かったりもする。