「風花」勅使川原三郎@新国立劇場

コンテンポラリーダンス、という領域は、なんとなく興味はあったものなんだか縁遠くて今まで見に行くことがなかった。会社のデザイナさんに誘われて、やっと重い腰をあげてみた。いやあ、これは新しい体験だった。
人間の体がこんなにもうつくしくしなるものか、という原始的な驚きにとらわれたり、音と合ってるんだか合ってないんだかわからない微妙な拍の取り方なのにびしっときまる群舞に魅せられたり。なんだか、竜宮城へ行ってきたかのような一時間半だった。汗臭いはずのダンスが、こんなにアートしてていいんだろうか。おもしろい。セレブな感じの客層もあいまって、ちょっと高尚な気分になれたひととき。