『Strawberry shortcakes』魚喃キリコ

Strawberry shortcakes (フィールコミックスGOLD)

何度か読んでいるのだけれど、ふと読みたくなって散歩がてら本屋まで。買って帰ってきて、ひりひりしながら読んだ。恋愛をしている時でも、してない時でも、ナナナンを読んでると何かが甦ってきてひりひりする。なんでこうリアルに描けるもんかなあ、と思って悔しくもなる。
この本の中の、菊池の話が私はとても好きだ。好きすぎて泣ける。こういうのが恋だよなああ！！！と過剰に反応したりもする。し、実際こういううざったいことを試みようとして、ケイタイを手にして「・・・やっぱ漏れには無理だ・・・」と挫折したことすらある。たぶん、実行に移す移さないを別にして、こういう思いは誰だって抱いたりするんだろう。でも、あんまりにも青い感情だから、どこかでぎゅっと握りつぶされてしまってるんだろう。で、主人公のまっすぐさに心がひりひりするんだろうな。あーひりひりだ。しかも心地良いひりひり。