図書館にて

杉並区の図書館がすごくて、ネットで予約しておけば、駅で受け取れるサービスをやっている。地味にすごい。そして、地味に超べんり。やばい。ということで、最近かりかり予約して、かりかり本を借りてる。


1000の小説とバックベアード

1000の小説とバックベアード

ゆやたん版『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』という感じ。わくわくするような冒険談であり、うっと立ち止まってしまうような小説論でもある。久しぶりに、うあー!とかああ、そうそう!とか、相槌を打ちまくって、突っ込んだり、突っ込まれたりしながら本を読んだ。モノを書くことについて、とても青臭くでもとても誠実に向き合った良書。一気に読みやがれ。


Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

Self‐Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)

この人の頭の中はどうなっているんだろう。すみずみまで見渡してみたくなるような、奇想SF。言葉でだまされたり、時空を折り曲げてみたり、数式ではぐらかしてみたり。ひとつもよくわからないのだけれど、ふっとんだ発想がおもしろい!



そして、アマゾンで衝動買い。

船を建てる 上

船を建てる 上

もったいなくて、まだぜんぜん読んでない。1話読み終えたところで、あー読み終えちゃうのがもったいない!なんて思う本はそうそうなくて、でもそんな大切な1冊に出会えたことがめちゃくちゃうれしくて、ゆっくりゆっくり寝る前に読んでる。涙ぐんだり、やられたーとか身悶えたりしながら。大島弓子リチャード・ブローティガンが好きな人は読まないと人生を損すると思う。あーいいもの買った。ほくほく。