SWEET DREAMS for fishmans

SWEET DREAMS for fishmans

SWEET DREAMS for fishmans

最近ずーっと聞いてる、フィッシュマンズのトリビュート盤。冬の夜の道を歩きながら聴くというのが、一番まっとうなフィッシュマンズの聴き方だと思っているけれど、トリビュートも冬の夜にぴったりなメローさ。息なんだかタバコの煙なんだか判別できない白いものを吐き出しながら、手をこすりながら、てくてくとしんとした道を歩いている時の、浮遊感が、そのまんま音になったらフィッシュマンズなのではないかと思う。ポラリスのふわふわ感よりも、もうちょっとだけ泥臭いフィッシュマンズ節がそう思わせるのかもしれない。冬の夜の散歩なんて、酔狂なことが結構好きな人が、フィッシュマンズ好きである率はかなり高いと、私はふんでいる。