毎年恒例の「空中キャンプ」さんの企画「2007年の映画をふりかえる」(http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20071212)に参加してみたいとおもいます。

どきどき。

1.名前(id、もしくはテキトーな名前)/性別
id:anarchycafe

2.2007年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください
「転々」

東京散歩が大好きなので、ぐいぐい引き込まれてしまいました。とくに何にも起こらないのに。その起こらなさ加減とゆるーいネタ感がたまりません。「あ、ここ近所だ!」とか、「ここまっすぐ行ったらおいしいとんかつ屋さんがあるんだよなあ」とか、フィルムに焼き付けられた東京の街にハローハローご機嫌いかが?と挨拶しているような気分になれて、とっても楽しかったのです。


「めがね」
これまた何も起こらない映画ですが、とにかくごはんが美味しそうで、映画をおかずにごはん三杯はイケそうなぐらいでした。この映画のもたいまさこさんは”神々しい”と言っても差し支えないぐらいのオーラ。美輪さんの次は、もたいさん待ちうけが流行るに違いない!と思いましたが、まったくそんなことはありませんでした。


天然コケッコー
これは何か起こる映画です。よかった、ひとつぐらいちゃんとストーリーがあって。ものすごく甘酸っぱくて胸がざわざわするような、とてもいい青春映画でした。そして、ものすごい勢いで夏帆ちゃんがかわいい。食べちゃいたい。田舎でののどかな毎日と対比させる格好で、東京が出てくるのですが、ごうごうと獰猛な悪者っぽい都市風景がちゃんと切り取られていて、これまた東京好きとしてはたまりませんでした。

3. 2で選んだ映画の中で、印象に残っている場面をひとつ教えてください
「転々」
岸辺一徳さんが、気まずそうに椅子に座っているシーン。ああもう、それだけで悔しいぐらい可笑しい。岸辺さんは日本のビル・マーレイです。


天然コケッコー
夏帆ちゃんが「イケメンさんじゃあ…」とぽつりと言うひとこと!なんてかわいらしいんだろう。食べちゃいたい。

4.今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか
香川照之さん
ヘルシアの部長と、「キサラギ」のオタクが同一人物だとは到底思えません。もう、いるだけで場の空気をさっと変えてしまう。釘付け。すごいもの見たな、と思わせる役者力にかけては日本一だと思います。

5.ひとことコメント
今年はあんまり映画館に行かなかったうえ、振り返ってみると邦画ばっかり見てました。来年はもっと世界に目をやりたいと思います。