「ボーイズ・オン・ザ・ラン」三浦大輔監督

温子ボンに誘ってもらって、監督の三浦さんと主演の峯田のトークイベント付き試写会にいってきた!ありがとう!去年見た演劇の中でダントツにポツドールの「愛の渦」が好きだったのもあって、ウキドキな感じで鑑賞。


なんかね、ああ、もう、男子ずるい!


というのが、素直な感想。私も男子やってみたかった!と思うことうけあいの映画。私は童貞文化への憧れが強いほうだとは思うのだけれど、一度ぐらいぐちゃぐちゃに女の子に惚れて、決闘とかしてみたかったんだよおおお!と改めて思った。いや、ちょっと違う。実際したいかしたくないかは別にして、そういうの、私も自分の話としてなんかこう、分かりあいたいんだよな、と思ったんだ。
というのに、見終わって高円寺で飲みながら話してて気付いた。温子ボンは峯田好きで童貞青春モノ好きなんだけど、実際童貞が好きなのか?と聞いたところ、「うーん、私の中の中2男子が騒ぐ感じなんだよ」ってかえされて、なるほどー!!と。
以前に、非モテ系文化系男子の方々と飲みながら、非モテ話を聞いてて感じた羨ましさと軽い疎外感って、そういうことだったんだーと腑に落ちた。私も非モテ話したいけど、女子の非モテ話をしたいわけじゃなくて、私の中の中2男子が話したがってたんだなと。だから、女子目線で非モテってどう?とか聞かれて、何か違うと思ってたわけだ。理由は分かったけれど、だからってそういう場合どうしたら納得できるのかはわかんないんだけど。なんとなくすっとしたという話。


あ、映画自体はよかった。ポツドールで感じた生っぽいいじわるさはちょっと薄めなので、きっと心に中2男子を飼ってるボーイズ&ガールズなら楽しめるはず!ヒロインもむちっとしててかわゆいよ!